2021年1月から2021年12月現在の「積立NISA」の運用レポートを公開します。
金融に関する知識はほぼなく、老後の2000万円問題も、どこか他人事。
家計の収支も全く把握していなかった筆者ですが、ちょうど今から1年前に少し気になっていた
「NISA」と「iDeCo」の話を聞きに行こうと思い、立ち寄ったイオン銀行で投資信託を始めました。
予備知識0の筆者がどのような経緯で始め、どんな運用したのか。
そして結果2021年12月現在の「含み益」など具体的な金額も公開します。
実際に1年運用してみてわかった「イオン銀行」積立NISAメリットとデメリットも併せてお伝えしていきます。
”積立NISA”は聞いたことがあるけど、詳しく知るのが面倒と思っている
オンラインで金融取引に不慣れだし、できれば直接窓口で相談したい
まとまった資金はないけど、投資信託を始めてみたい
ぶっちゃけ、いくらの投資額でどれくらいの金額になるのかざっくり知りたい
知識ゼロで、40代からでも?!始められる 積立NISA
普段、イオンカードで「JALマイル」をためているので、何かしらのお得があるかも?
という思いと「そろそろ本気で自分の将来を考えなくちゃな・・・」がきっかけでした。
証券とか株式って聞くとなんだか難しそうな印象もあり、さらにまとまった資金もない状況だけど大丈夫なの?と思いましたが、普段買い物しているイオンだし、気軽にまずは話だけでも聞いてみるという感覚でした。
超初心者の方向け 長期運用のメリットと簡単シュミレーション
超簡単に積立NISAを解説
手数料が低く、長期保有によるリスク分散がしやすい
(ある程度ほったらかしでもOK)商品を国が厳選しています。
月にならすと33,300円※投資の下限額はネット証券会社は100円単位が多いようです。
12か月×33,300円=399,600円(増額付き設定で400円を追加すると非課税上限額40万円ピッタリ投資できます。)
長期運用が良い理由3つ
長期運用することで元本割れする可能性が低くなっている
金融庁のデータです
約15年運用から元本割れの可能性が減るという海外のデータもあるようです。
地域とは
投資対象の国のことです
例えば日本、米国、アジア、欧州、ほかに全世界などMixの場合あります。
資産とは
投資する商品の種類です
例えば債権、株式、リート(不動産)、ほかに資産バランス型の場合もあります。
複利の恩恵を受けられる 72の法則で簡単シュミレーション
積立NISAの非課税MAX期間の20年だったら、
いくらの金利で2倍の200万円になる?
複利で 72÷20年で3.6%で運用すると200万円になるよ
では複利なしに100万円を例えば3.6%で運用したら?
単利だから 100万円÷3.6%で約28年かかるから、
8年も多くかかるよ💦
期間が短くなると「複利効果」による資産の伸びが小さくなるため、より多くの元本が必要になります。
少額の投資で複利効果を得るためには「なるべく早くはじめて長く続ける」がポイント
運用実績 2021年1月~2021年12月
2021年1月~2021年8月の8か月間の購入銘柄と買付金額
窓口の人から「長期運用ですから、値動きは気にせず、1年に1回のメンテナンスの感覚で良いですよ」
と言われていました。
確かに長期運用の投資スタイルですからそれで良いと思います。
けれど、モヤモヤした気持ちになっていました。
「自分で理解、納得の上で選んだ銘柄ではない。1円でもお金を出資している以上、
どのような仕組みで、どんなメリットがあるのか知る必要がある」
このことがきっかけで、投資や貯金、家計管理など「私の周りのお金事情」の勉強し始めました。
金融リテラシー向上の扉をあけました✨
2021年9月~2021年11月の3か月間の購入銘柄と買付金額
はじめまして、米国株。
日本株を買っておけば安心と何の根拠なくイメージしていたのですが、現状ではアメリカ市場がとても勢いがついていたこと、アメリカはこれからも人口増加が見込めることなどを勘案し、日本株の割合を下げ、米国株の購入へシフトしました。
2021年12月の1か月の購入銘柄と買付金額
1年間の各銘柄の買付額累計と含み益 2021年12月29日現在
積立NISA初年度
累計投資額 238,000円 ➡ 249,211円 (含み益11,211円) +4.710%
12月現在の運用損益ですから、利益確定してはいません。
積立NISAの平均損益率は+3%といわれていますが、なかなかの利率だったと思います。
8月の組み換えがなかったらもう少し低かったかもしれません。
資産運用シュミレーション 20年後
今回の損益率(+4.710%)平均として20年後のシュミレーションしてみました!
簡単なのでやってみて↓↓↓
毎月の積立金額 19,800円(238,000円/12か月) |
想定利回り(年率) 4.710% |
積立期間 20年 |
最終積立金額 7,871,477円 |
長期運用の複利による金額のインパクトをお伝えできたと思います。
勿論、変動しますし損益率もマイナスになる年もありますが、
想像していたより、ずっと多いと感じます。
長期運用、分散投資でできるだけリスクを抑えて、是非お金に働いてもらいましょう
イオン銀行で積立NISAを始める メリットとデメリット
メリット
窓口相談が出来るので安心
紙ベースでパンフレットをみたり、対面で直接担当者から話を聞くことが出来ることなど、初心者には何よりの安心です。
専門用語も仕組み自体もわからないので「何がわからないのかわからない」を解消できます。
利便性がよい
イオンで買い物をしている方ならとても身近です。また、銀行ですが 土日も相談可能が嬉しいですよね。
「積立NISA」と併せて 「iDeCo」 の話も聞けます。申し込みが出来る所も魅力ですね。
また、全国に6000台以上 のATMがあるの利便性はどの銀行よりも高いですね。
イオン銀行の優遇が受けられる
イオン銀行のATM手数料や金利の優遇が受けられます
普通預金金利が「イオン銀行Myステージ」
「シルバーステージ」なら0.03% (税引き前)
「ゴールドステージ」なら0.05%(税引き前)
ATM手数料
「シルバーステージ」なら2回無料
「ゴールドステージ」なら3回無料
他銀行への振り込みも
「シルバーステージ」なら1回無料
「ゴールドステージ」なら3回無料
「イオン経済圏」を利用されている方は検討されるとよいですね。
筆者にはマイルがたまらないことに少し落胆はありましたが・・・
「積立NISA」 「iDeCo」 のシュミレーションです。
結構わかりやすいです。参考にしてみてください↓↓
デメリット
商品のラインナップが少ない
楽天証券、SBI証券、松井証券などのネット証券で取り扱い銘柄は170を超えているのに対し、イオン銀行が2021年12月現在で17銘柄です。
銀行系の中では多い方ですが、ネット銀行の方が銘柄数は圧倒的に多いです。
初心者だった筆者は17銘柄すら選ぶことが出来ず、一刻も早く積み立てを開始したかったので、さほどデメリットには感じませんでした。
最低投資額が1,000円単位
こちらもネット証券の多くは最低買い付け金額100円からですが、
イオン銀行は1000円からとなります。
信託報酬(運用管理費用)が高い
例えば楽天銀行の場合 平均の信託報酬は0.16%とかなり低く、イオン銀行で最も安い銘柄2つ
ifree日経225インデックスとTOPIXインデックスで0.154%を除き0.049%~0.214%程高くなっています。
イオン銀行 つみたてNISA対象ファンド
2021年12月現在 純資産額に対してかかる運用管理費(税込み)
ifree日経225インデックス 0.154%
ifree TOPIXインデックス 0.154%
ifree JPX日経400インデックス 0.2145%
ifree 外国株式インデックス 0.209%
ifree S&P500インデックス 0.2475%
ifree 新興国株式インデックス 0.374%
ifree 8資産バランス 0.242%
✔積立NISAに係る手数料は信託報酬(運用管理費用)のみです!
✔購入時手数料、信託財産留保額はかかりません
積立NISAを始めたことで得られるベネフィット
家計の見直しをすることの重要性を知ることができる。
いままで、家計簿もつけたことがなく、支出や収入の出入りをまったく確認していなかったことで、
例えば・・・
誰かわからない人の毎月5,480円の通信費を支払っていたことが判明!
もしも積立NISAを始めなければ、今もなお、無駄にお金が消えていっていたかと思うと恐ろしい。
こちらの記事に詳細を記載してます!👇👇
資産運用を目標に新しいチャレンジができる
運用を始めてから数か月後、「わたし、漠然と積立NISA始めたけど、これもう少し詳しく知りたい」と思ったことがきっかけで、Youtubeやブログ、本を読みあさっていました。
リベ大youtuberの両学長「自由に生きるための知恵を学んで、人生を豊かにしよう」を知り
共感→即行動
新しいことをはじめると、本を読んで学んだり、ネットで調べたり、時にはtwiiterで若いブロガーさんたちから教えてもらったりとホントに年齢を悲観的に感じている暇がないくらい、新しい発見や知識を得られることで充実感が増します。
※生活費の見直しについても、近日、記事を紹介予定
生きがいややりがいを実感できる
行動力が何よりの武器
何もやらずに後悔するより、やってみてダメなら修正しまたやってみる。
長期運用することで複利の効果を最大限に発揮する積立NISAの最大のメリットを逃すのはもったいない。
年齢を重ねるたびに心底楽しみが増える
年齢を重ね、できなくなることが増える、若いころはもっとこうだった・・・思う時が誰しもあります。
誰しもそんな時が来ます。
今、始めた積立は「20年後のお楽しみBOX」です。20年先から毎年、複利で増えているはずの箱を開けていく愉しみがあるかもです。
なんだかワクワクします。長生きする必要があります。健康管理にも気を付けるようになります。
「経済的な自立」「時間的な自立」を実現させ、漠然とした老後の不安をなくしましょう。
まとめ
☆今回はイオン銀行で積立NISAをしてみた運用レポートとメリット、デメリット
☆積立NISAを知ることで、お金に関する知識が身についたこと
実体験をもとに考察してみました。
伝えたかったこと
知識ゼロで、アラフィフからでも?!始められるという事とそれに伴うベネフィット
1年間、積立NISAを経験し、投資信託についての理解も少しだけ進みました。
来年度に向け「楽天証券」への金融機関変更も検討中です。
(楽天銀行口座開設、証券口座の手続き済み)
金額変更を行ったばかりなので、来年2022年のおたのしみBOXはイオン銀行予定
来年からは40万円非課税枠上限までの積立を考えています。
1月以降は定期的に運用レポートと、同時進行の「 iDeCo 」の運用レポートを制作予定
この記事か少しでもお役に立てましたら幸いです。
あなたらしく自由に生きる人を応援します
実際の資産運用や投資判断に当たっては、必ずご自身の責任において最終的に判断してくださいね
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