おひとり様でものんびり過ごせる老舗カフェと抹茶が飲める茶房をご紹介します。
老舗のカフェや茶房のほか、散策の途中で気軽に立ち寄れるところまで、京都らしいお店を厳選してみました。
わらび餅やカヌレなどお店のおすすめも合わせてご紹介していきますね。
\京都の老舗・穴場カフェはこちら↓/
鳥の木珈琲 しっとり濃厚プリン
「鳥の木珈琲」は昔から家具さんの街として有名な夷川通に面しています。
和机や建具など昔ながらのお店、古道具やアンティーク雑貨ショップが軒を連ねるとても魅力的な通りです。
お店のコンセプトは「鳥が集う木のように、そっと羽根を休めていただけるようなお店」
イメージにピッタリの柔らかい印象の店員さんと落ち着いた空間が素敵なカフェです♫
小さなお店ですので、おひとり様でものんびり過ごすことができます。
美味しいコーヒーとプリンを頂き、ぼんやりする時間を過ごしたい方、断然おすすめ。
※5人以上は入店はご遠慮ください。パソコン作業はできません。写真撮影もお手元だけで。
定休日:水曜日と第3日曜日。不定休もあります。
営業時間11時〜17時(16時半L.O.)※短縮営業中
SARASA(さらさ) 麩屋町 ブリュレパフェ
京都市内に6店舗ある「カフェSARASA」さん。
三条商店街にある焼菓子工房のカフェや西陣にあるお風呂屋さんを改装したカフェ、CLAMPコーヒー焙煎所など、各店舗でコンセプトのある人気のカフェです。
地下鉄の京都市役所を下車し、御池通を西に向かい、麸屋町通を下がり徒歩5分のところにあるレトロカフェ「さらさ麩屋町」さんへ。
緑色のドアと2階の窓枠が印象的な佇まい。1階と2階スペースが有り。2階には座敷席がありますので、お子様連れの方には良いですね。テラス席もあり、座席数が多いので、待ち時間なく入店できました。
お店の雰囲気はとてもカラフルで店員さんも明るく、静かすぎない所が逆に居心地よく感じられました。
メニューはボリュームのある食事からパフェまで様々。焼き菓子、季節のドリンクやデザートをいただくのもおすすめ。
祇園祭の時期の旅行でも少し早めの夕食を取るため再来訪しました。注文はQRコードからできるので、感染予防の観点からも安心です。最近そういった所が増え来てますね。
さらさトルコライス エビフライ、豚カツ、ナポリタン、オムライスとボリューム抜群でお値段1200円!
営業時間:12:00~22:00 (L.O.21:30)
定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合は水曜日休み)
https://www.cafe-sarasa.com/
here コーヒー&カヌレ
三条通りから西洞院通りを上がって行くと、「椛(なぎ)京都三条」ホテルの1階にあります。
入り口は、一面ガラス戸で開放的な印象です。コンクリート素材をメインにインテリアの木目、観葉植物の緑が調和され、清潔感があります!そしてとにかくオシャレな空間のカフェ✨
hereさんで是非食べていただきたいのは、カヌレです。表面はカリッとして中はしっとり。素材にもこだわり、プレーン味のみで提供されています!
アラビカコーヒーの店長さんがプロディースしたお店で、ラテアートでも有名です。
今回はテイクアウトでアイスコーヒーとコーヒー豆を購入
苦味と酸味が抑えられたまろやかな味。浅煎りのフルーティーな味が好みの方には飲みやすく、おすすめです。
カウンター席やセンター席、二人がけ席など比較的広めのテーブルなので、パソコン利用もGOOD。
営業時間:8:00-19:00
定休日は不定ですので、お出かけ前にお確かめください♪
菊乃井本店 無碍山厨房 Salon de muge(むげさんぼう) 本わらび餅
老舗料亭の「菊乃井」さんのすぐ近くに「お弁当」と「喫茶部門」として2017年オープン。
普通の人が普通に働いて、人生の節目の日に少しだけ贅沢な気分を味わえる、菊乃井はそんなお店です。
菊乃井ホームページより引用
本店はハレの日のお祝いのお料理をメインに提供しています。
少し贅沢な時間を、ひとりで過ごすのにはピッタリの茶房です。
ガラスの器に涼やかに入った「できたて本わらび餅」が人気です。
7月中旬の蝉がミンミンと鳴いている暑い夏。
冷たいかき氷にも惹かれましたが、迷わず「わらび餅」を注文
たっぷりのきな粉の中にドボン!と箸でつまんだわらび餅を落とし入れ、黒蜜をかけ頂きます!
もっちりとした噛みごたえと、他にたとえようのない食感です。
お昼(11:30am – 13:00pm )に頂ける「時雨弁当」は予約できますが、 喫茶・和甘味(11:30pm – 18:00pm)は予約制ではないため、土日や夏休み期間中など満席の場合は整理券を配布しています。
営業時間:11:30pm – 18:00pm (17:00 L.O)
定休日:第一、第三火曜日定休日
老舗 丸久小山園(マルキュウコヤマエン) 西洞院店「元庵」で宇治抹茶
京風町家の落ち着いた佇まいで、古都京都を入り口から感じさせてくれます。
店に入るとショーケースがあり、お抹茶や玉露、玄米茶の一面グリーンの茶葉が並んでいます。
奥にはテーブル席(13席)があり、中庭がどの席からも望めます。
店内の照明は控えめで落ち着いた雰囲気です。のんびりお抹茶をいただくには最高のロケーションです。
元禄年間創業の宇治茶を扱う小山園さんは、生産から製造、販売まで、高品質なお茶を提供しています。
クリームロールやフィナンシェなどのお抹茶菓子は、風味も色合いも良くおいしいです。
茶房「元庵」では、お抹茶、煎茶、ほうじ茶の和菓子のセットのほか、ロールケーキやパフェ、季節ごとに、夏はかき氷、冬はぜんざいが楽しめます!
お茶の効果
ここではお茶(とくにお抹茶)の効能について小山園さんのホームページよりご紹介
鎌倉時代、栄西禅師が「喫茶養生記」を著し“茶は末代養生の仙薬、人倫延命の妙術”と記されているように、お茶は元来貴重な薬として扱われていました。当時のお茶は抹茶ですので煎じるのではなく葉そのものを飲みますので、成分をまるごと吸収でき、人々はその効果を実感したことと思います。
いまでは、お茶は多くの人々に愛飲されていますが、中でも抹茶をよく飲まれるお茶の先生やお坊さまは長寿の方が多くおられます。現在、緑茶はその成分と効用が科学的にも見直され、健康のために飲まれる方も多くおられます。
丸久小山園「お茶の効能」より
お茶は高級品で昔はお薬として使われていたんですね…
高血圧抑制、老化防止・インフルエンザ予防・口臭・虫歯予防、抗菌作用、免疫増強、味覚異常防止、脳神経活性化…
この効能をみると万能ぶりには、さらに驚かされます。
茶房営業時間:10:30〜17:00(ラストオーダー)
定休日:毎週水曜日(祝営業)
京都伏見「稲荷茶房」 献上宇治抹茶
京都を代表する観光スポットの伏見稲荷大社。その神苑(しんえん)の中にある茶房です。
稲荷茶房さんを運営している「椿堂」もまた、明治の頃にできた古くから創業の茶舗。この伏見稲荷大社の日本茶カフェは平成30年にオープンした比較的新しい店舗です。
赤い鳥居のモチーフの「稲荷パフェ/1300円」、大社御用達の「献上宇治抹茶と和菓子/1300円」など楽しめます。
高級茶葉を使った抹茶は甘みがあり、まろやかな味わいでした。
テラス席からは稲荷山と緑豊かな庭園、八嶋池を望みながら、自然の中で抹茶を楽しめます。
営業時間 11:00~15:30
定休日 水曜日
※支払いはキャッシュ(現金)のみです。
一保堂 京都本店 喫茶室「嘉木(かぼく)」
創業は1717年(享保2年)。茶舗としても有名な一保堂さんです。
本店の場所は、カフェやアンティークショップ、和菓子店の立ち並ぶ「寺町通」にあり、染め抜きの暖簾と、凛とした佇まいで老舗の風格を感じます。
店内は、壁一面に並べられた茶壺と木目建具のインテリアで和の落ち着きある雰囲気です。
お抹茶と和菓子セットではとろりとペーストの濃茶とふんわりの口当たりの薄茶が選べます。
「玉露」「煎茶」「番茶」と和菓子のセットでは、3煎頂けるので、お茶本来の美味しさを時間をかけ、じっくりと味わう事ができます。
カウンター席でいつもよりちょっと贅沢なお茶を飲み、一人の時間をゆっくり過ごすには!おすすめの茶房です。
営業時間:10:00~17:00
定休日:休まず営業(年末年始除く)
※2022年5月より当面、第4水曜日はお休み
まとめ
今回はひとり旅で訪れた「のんびり過ごせるカフェ&茶房」7選をご紹介しました。
おすすめの洋菓子の他、今回は京都らしい和の雰囲気を味わえる喫茶室で、長く多くの方に愛された喫茶文化の歴史に触れる事ができた素敵な時間でした。
ひとり旅で京都を訪れる際はぜひ、立ち寄ってみてください。
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