「FIKA」から見る北欧圏と日本の働き方の違い

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はじめまして

「FIKA」フィーカって聞いたことありますか?
仕事のあいまにコーヒーと甘いお菓子を頂きリフレッシュする
北欧の習慣です。

今回はフィーカについて簡単に説明し
あわせてメリットなど紹介します。

「仕事と生活の調和」の実現にむけたヒントや
心理学からみる日本と北欧圏の働き方の違いを分析
そこから見えてくる働きやすい職場の見分け方を徹底解説していきます。

今後の仕事選びのポイントや
あなたの会社はホワイト企業??かどうかも

コーヒーを片手に最後まで是非ご覧ください。

こんな方におススメの内容です。

  1. 職場の人間関係にうんざりしている。
  2. なんとなく集中力が落ちて仕事にやる気が出ない。
  3. 転職を考えているけど、今の会社を辞めるのも不安で迷っている。
目次

FIKAとは

親しい仲間や友人とコーヒーとお菓子を頂きリフレッシュする、北欧の伝統文化です。
どんなに忙しい時でも時間を決めて、みんなで休憩します。

語源は「コーヒーを飲む」ではありますが、コーヒーに限らず紅茶などでもOK。

ワークライフバランスを考えた働き方の一つです。

仕事の合間に休憩時間をしっかりと確保しリセットできる時間をとても大切にしています。

FIKAのメリット

仕事の効率UP

FIKAでリフレッシュし、メリハリのある働き方ができれば仕事効率が上がり結果的に生産性UPに繋がっています。

「オン」と「オフ」を上手に使い訳ができるためです。

また甘いものを摂取することで大脳新皮質の血流がよくなり集中力も高まります。

職場内でのコミュニケーションが図れる

普段、苦手だった同僚の意外な一面が見られたり、厳しい発言が多い上司もスイーツに詳しかったりと仕事以外での
円滑化コミュニケーションを深めることが出来できるかもしれません。

心身共に癒されモチベーションUPに繋がります

緊張で張り詰めた状態が続くことはメンタルヘルス不調の原因となってしまいます。

忙しい時こそ手を止めて、ぼんやり周りの景色を見てみたり、窓を開け深呼吸をしたり・・
いい香りのコーヒーや甘いものを食べリセットすることで心の整理ができます。
その結果、心も体も緊張状態から解放され仕事に対してやる気や充実感を得られるでしょう。

幸福度が高まります

心にゆとりを持てること、私生活が充実することで、人は幸福感を感じます

  引用元:World Happiness Report 2021

世界幸福度ランキングは、左(棒グラフ)から一人当たりの国内総生産(GDP:暗緑色)、社会的支援(Social Support:緑色)、健康寿命(healthy life expectancy:黄緑色)、社会的自由(freedom to make life choices:薄橙色)、寛容さ(Generosity:濃橙色)、汚職の無さ・頻度(Perceptions of corruption:赤色)、ディストピア(人生評価/主観満足度)+残余値(Dystopia (2.43) + Residual:紫色)を分析して積算。過去3年の平均値で順位を決めています
 
引用元:World Happiness Report 2021

トップ10では、1位フィンランド、 2位デンマーク、3位スイス、4位アイスランド、5位オランダ、6位ノルウェー、7位スウェーデン、8位ルクセンブルク、9位ニュージーランド、10位オーストリアとなりました。
9位のニュージーランド以外は欧州が占めています

  引用元:World Happiness Report 2021

上記のデータから主に働く環境に焦点をあてて見てみると、女性の社会進出が進んでいたり、子育てと仕事の両立し易い組織づくりが成されています。中でも働く人の私生活を大切に考え、ワークライフバランスが確立している北欧諸国の幸福度ランキングが高いのも頷ける結果ですね。

我が国、日本はというと・・・

(2020年)の62位(過去最低)から56位に順位を上げています。ただし先進国では最低順位です。評価項目では、「GDP」と「健康寿命」を除き、「汚職の無さ」「社会的支援」が低く、特に低評価なのが「社会的自由」と、「寛容さ(他者への寛大さ)」です。さらに日本人は「人生評価/主観満足度」が非常に低い評価になっています。

  引用元:World Happiness Report 2021

働き方で見る北欧と日本の違いとは?

では具体的に北欧圏の企業を例に心理学の視点から今の日本の働き方の違いと、日本で仕事探しをする上でのポイントはどんなところでしょうか?

北欧スウェーデン発祥「IKEA」の場合

北欧家具、雑貨販売で有名なスウェーデン生まれの「IKEA」ではすでに「FIKA」の文化が取り入れられています。
毎週金曜日に全社員が一緒にコーヒーを飲みお菓子を食べながら情報交換、親睦の時間をとっているそうです。

またIKEA以外でも、北欧企業の多くは残業をする人口比率は全人口のわずか1%ながら、GDPが非常に高いというデータがあります。

同調行動が原因?心理学から考えてみた

日本ではどうでしょうか?

北欧ライクな暮らし方や働き方に近年注目が集まっています
”サウナで整う”や”ぬくもりのある北欧インテリア”も人気です

しかしながら「FIKA」を今の職場で取れ入れている会社少なく、みんな忙しく仕事しているのに 「休もうよ」なんて言い出すのは 無理(そんな人が多いかも)

お休みを取りたい!と主張するのは気が引けますよね・・・これ、心理学的視点で考えると・・・・
日本人の多くの方が感じ持っているといわれる集団心理の一つ「同調行動」が理由の一つかもしれません

同調行動とは
職場という集団の中では、本来個人が考えうる「自分の思考や態度」に歪みがおきる現象 自分では「正しい」と思っていても、自分以外の集団の意見が「間違っている」と示す場合、知らず知らずの間に自身の判断した「正しい」は「間違えている」に代わってしまう

日本の義務教育では特に集団生活の中で「協調性」を重視した傾向があります。
会社の一員として時には大事な気質ではありますが、このことがストレスとなり結果的にパフォーマンス低下やミスマッチによる早期離職を招いているかもしれません。

私の職場は大丈夫??働きやすい仕事の探し方とは

筆者は職業柄、多くの求人を拝見しています(平均20社/1日)また経営者や事業主のお話を伺うことがあります。ではどんなポイントに着目したら良いのか説明していきます

談可能です」という求人
仕事の内容や就業の条件など休息や休日の取りやすさ、就業時間など応募者の話を聞いてくれる姿勢があります
「社員を大切に育てようとする会社」のことが多くまた定着率が高く、離職者は少ないのです。

働いているあなたの会社で退職した人と会社との関係をみてみよう
事業提携をしてお互い利益を享受していたり、退職した元の同僚を飲み会などに誘ってみたり…など、今でもその方と会社が良好な関係を築いていたら、ホワイト企業の可能性が高いです。

例えばあなたが数年後、スキルアップのために転職を申し出たとき、快くあなたを送り出してくれる可能性が大いにあります。このような会社は「円満退社」も多いのが現状です。
もしかしたら転職はもう少し考えてみてもよいかも

良い会社とは社員を大切にし曳いては家族をも大切に考えてくれる会社といえます

まとめ

今回は北欧の伝統習慣「FIKA」フィーカから今の私たちの職場環境やモチベーションの保ち方、そしてホワイト企業の特徴まで幅広く私なりに考察してみました。

まずはご自身で意識的に変えてみる、毎日は無理だけどけどたまにはそんな時間を作ってみるのも「豊かな生活をおくること」へのヒントにかもしれません。

集団でのコミュニケーションに限らず「FIKA」には一人の時間にコーヒーとお菓子を頂いてリフレッシュすることも同じ効果があります☕


働くことは生き方そのものです。

より充実した自由な働き方を探す人を応援します

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