星のや京都「水辺の私邸」 大人ひとり旅 宿泊レポート

星のや京都の夜景

※アフィリエイト広告を利用しています

一人旅の良いところは、自由にプランを決められることです
行き先だけきめるでもよいし、綿密なプランで効率よく目的を達成していくような旅も楽しい。

今回の旅のテーマは「デジタルデトックス&静かな時間」
旅先は大好きな京都(今回で実に9回目)

京都で静かに過ごせるホテルといえば…奥嵐山にひっそりと佇む「星のや京都

静寂な立地にあるという理由のほかに、もう一つ「星のや京都」宿泊者限定のアクティビティが魅力的だったのも決めてです。日々のなにげに聞こえる雑音や、時間に追われ過ごしている毎日ですが、非日常を体感できる素晴らしい滞在でした

また、観光客にはあまり知られていない奥嵐山。星のや京都へ宿泊の方はもちろん、何度か京都を訪れている方で人混みを避けたいな…とお思いの方は是非、おすすめです。

★この記事はこんな方におすすめです★

✓ひとり旅で京都を計画中の方

✓星のや京都のサービス、食事、アクセス、料金、全体的な雰囲気など知りたい。

✓観光客の少ない静かな場所で日本文化を体験したい。

✓とにかく静かな時間をのんびりと過ごしたい。


目次

星のや京都 レセプション 舟の待合室

嵐電「嵯峨嵐山駅」に到着 人気の観光エリアの嵐山。お天気もよく、全国旅行支援もあることから多くの観光客が訪れていました。渡月橋を渡り、星のや京都の別館、舟の待合室に到着。

星のや京都 舟着き場
季節のお茶で一服

冬の京都ならではの設え(しつらえ)とお香の薫り。レセプションから、心地よい空間でのおもてなし。
到着後、「季節の栞」と昔から、旅人をもてなす際に振る舞われたという「お茶」を頂きました。
この日は2023年1月中旬。二十四節気ではちょうど「小寒」の頃だそう。季節の移ろいを自然の中で感じて、時を忘れるように過ごしてください…というコンセプトを感じます。

任天堂 小倉百人一首
生花
星のや京都
出発の時間までお茶お飲みながらくつろぎます
冬の盆栽 万両

星のや京都 チェックインの様子とお部屋紹介

まず、星のや京都いえば、舟でホテルへ行ける、ということと、テレビや時計はないということ。

デジタルデトックス、自然の中で静かに過ごすという点では申し分ない条件です。※Bluetooth対応のスピーカーがあるので無音すぎることはなく、特に不自由は感じませんでした。

チェックイン

この日は残念ながら夕方からの強風のため、舟ではなく車での送迎となりました。嵐山は地形的に、山々に囲まれていることから、日が陰る時間が早く、ちょうどチェックインの頃15:00すぎに冷たい風が低地に吹くことから、風向きが変わり欠航になることも多いそうです。

一組づつ、順番に小型自動車でホテルへ向かいます。思っていたより細い道!

車の乗り降り一つとっても、快い気遣いを頂き、さすが星のやさん
様々なドキドキ感を抱きホテルへ到着。

一組ずつ、ご案内の方がつき、お部屋までのアプローチ、お庭や施設内の説明を丁寧にしてくれました。

舟着き場から見上げた景色
奥の庭へ向かう道

客室は全部で25室。
こちらの建物は100年ほど前、温泉旅館として経営していたようです。その後、2009年に星のや京都として新たにオープンしたそう。

景観保全区域内にある建物のため、増改築に厳しい規定があるそうです。(今はできない)
また、寺社仏閣など古い建物を、経年の風合いはのこしつつ、汚れだけを落とす「洗い」という職人さんたちの技おかけで、昔からの建具や建物が美しく保たれています。

お部屋の様子

今回「シングルユース優待」ですこしお得に泊まれるプランで、「水の音」というお部屋に宿泊しました。

窓辺のベンチソファ
キングサイズベットで広々
ヒバの薫りの浴槽
薬湯に金柑を入れて温まります

化粧水や乳液、ボディーウォッシュタオルなど、アメニティは充実しています。

景色と向き合いプライベートを満喫するための部屋

星のや京都HPより

窓辺のベンチに座り、冬の風音や鳥の鳴き声、水の流れる音だけが聞こえる「静けさ」を存分に感じることができます。


すべてのお部屋の窓は大堰川に面しており、額縁の中の絵そのものでした
この窓からみえる自然は、時間の経過とともにみるみる変わって行きます。きっと、季節が変わるたび、自然の移り変わる姿を観ることがのでしょうね…

すっかりと落葉している木々の中に、寒椿の赤が映えます。

ここが一番、居心地がよく、特等席でした。

旅に出ると、観光地をめぐり、疲れて帰ってきて早めに寝る…っということが多いですが、今回は「ホテル滞在が目的の旅」でしたので、静かな時間をゆっくり過ごすことができました。

散策路のいたるところに、端正な美しさがあり、心地よい空間でした。

ご案内とサービス、施設内でのアクティビティ

室内の案内とスケジュール

客室係の方が室内の設備や施設内の営業時間などの説明してくれます。

食事についても事前に時間などお伝えし、外出時の舟の予約なども合わせて相談させていただきました。
その他、スーツケースを次の滞在ホテル(京都市内)まで、配送の手配などもお願いできます。

到着後すぐのアクティビティ(聞香体験)に参加し、部屋に戻ると、先ほどお話した内容のスケジュールが、絵葉書に書かれデスクに置かれていました。

※ご案内の方への心づけやチップはお断りしているようです。

お抹茶セットと枕香づくり

チェックインの際、無料のサービスとして、持ち運び可能な「お抹茶(おうす)のセット」とオリジナルの香りを楽しめる「枕香」つくりができました。

お着き菓子は、1803年創業の京菓子司「亀屋良長」の創業当初から作られている「烏羽玉」うばだまでした。


お抹茶セットと「烏羽玉(うばだま)CACAO」

持ち運び可能で、施設の庭や天空テラス(フロントのある棟)で点てる事もできます。

私はお菓子と一緒にお部屋でゆっくり頂きました。

京都「亀屋良長」の銘菓「烏羽玉(うばだま)CACAO」

Dandelion chocolate の良質なカカオと沖縄産の黒糖餡の和洋折衷なお菓子です!星のやのロゴのついた木箱に入ってます。

コーヒーにも合いそう。

今回はお抹茶と一緒にいただきました。


枕香つくり

乳香、菊香、オリジナルの香原料の中から、自分の好きな香りにカスタマイズしてつくります。
聞香体験では、山田松香木店の香道具と香木を使いました。

星のや京都でのアクティビティー体験

星のや京都の魅力の一つとして宿泊者限定のアクティビティが豊富なところです。


一人でも参加できるものとして「朝のお勤め」と「聞香入門」に参加しました。

静かな京のお寺で瞑想のひととき 朝のお勤め

京都には多くの寺社仏閣があり、観光スポットとなっていることから、静かに過ごせるところは意外に少ないかも。

自分と向き合える時間を過ごしたい!静かなお寺で心も体もリフレッシュしたい方にはおすすめのアクティビティです。

スケジュールはAM5:30にフロント前に集合。車で舟着場のあるところまで送ってもらいます。携帯用カイロもいくつか、用意して渡してくれました
当日は私一人の参加でしたが、ホテルのスタッフさんが同行しくれたので、安心感がありました。

タクシーで約20分程で到着。

写真は、朝のお勤めのあとに撮影したので明るいですが、お寺に到着した時は、真っ暗でした。

千利休が自刃のきっかけとなった三門「金毛閣」(重文)
瑞峯院

朝のお勤めの場所、「大徳寺」境内に到着。
鎌倉時代末期に開創されたこのお寺は、様々な歴史の舞台となっています。一休さんで知られる「一休宗純」がいたお寺であり、また豊臣秀吉が織田信長の葬儀を行ったところでもあります。また茶の湯文化でも有名なお寺で千利休のお墓があり、茶道三千家の菩提寺としても知られています。
そんな大徳寺、塔頭寺院の一つ「瑞峯院(ずいほういん)」に到着。

本堂で凛とした空気の中、読経と座禅をしました。その後、お茶室にて住職が点ててくれたお茶を頂きました。冷え切った身体に温かいお茶と住職のお説法が染み入ります。

お抹茶と一緒に頂いたのは『唐納豆』というもの。一休禅師が大徳寺に伝えたと言われているそう。噛むと味噌?の様な味がしました。

早朝の独坐庭 重森三玲作

瓦葺の屋根にうっすら霜が降りる透き通るような寒さ。静けさが一層際立ちます。

朝のお勤め
期間 通年(除外日あり)
時間 5:00 – 8:00(季節により若干異なる)
料金 15,427円/1名様(税・サービス料10%込)
 ※読経や座禅、説法、お抹茶とご住職の説法、星のや~寺院間の送迎が含まています。
3日前までの事前予約


京都の伝統文化 聞香(もんこう)

香炉
香道具
希少な香木

茶道、華道に次ぐ日本の伝統文化の一つ「香道」の作法の一つです。

聞香とは、文字どおり、香炉から「香りを聞く」ということであり、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくり味わうという意味です。

山田松香木店 公式HPより

「Salona&Bar蔵」で、初めに少しだけ、香道の歴史を学びます。その後、本格的な香道の道具を使い、希少な「伽羅(キャラ)」の香木の香りを聞きます。
自然の中にある素材の香りですが、今までに聞いたことのない香りでした。

いにしえの平安貴族や、戦国の武将もこの香りを楽しみ、心静めていたのでしょうね。実に感慨深い。

聞香入門
期間 通年
時間 16:00〜16:45
料金 3,388円/1名様(税・サービス料10%込)
事前予約(参加人数 一組) 

朝のお勤めや聞香も、日常から非日常の時間へと誘い、自分とじっくり向き合うことのできる素晴らしい体験でした。
一人での参加も気兼ねなくできます。星のや京都へ宿泊の際はおすすめのアクティビティです。


created by Rinker
¥1,650 (2024/04/12 14:32:20時点 楽天市場調べ-詳細)

星のや京都での食事は? 

星のや京都は「泊食分離」のため、宿泊に食事は基本的に含まれていません。

普段朝食はあまり食べない、せっかくの京都にきたなら、気になるお店で食事をしたい!という方も少なくないですね。むしろ自由度があり、良かったと思います。

今回の旅(2泊3日)の食事はこんな感じでした。

朝食 ル・プチメックのパン、here Kyotoのカヌレ&コーヒー

お部屋での朝鍋 4,598円/1名様(税・サービス料10%込)が人気です。普段朝食を食べない私にはなかなかのボリュームでいたので、2泊ともこちらは使わず。京都で人気のパン屋さんに寄り道しテイクアウト。コーヒー豆を買い、挽きたてコーヒーを飲むのは京都旅行の定番の朝ごはんです。coffeeミルは持参してます。

和食やお抹茶のイメージの京都ですが、京都発祥のコーヒー店やカフェも実は多いんです

お部屋にはオーブントースターがあるので、前日購入したパンもトーストして、香ばしく食べることが出来ました

朝食のメニュー

Le Petit Mec(ル・プチメック御池)
hereのコーヒー


音樂を聴きながらゆっくり朝食
le Petit Mec
ル・プチメック御池店

訪れたフランス人ブーランジェやシェフの方々から
「日本で最もフランスらしい」との評価もいただいている
京都発祥のブーランジェリーです

公式HPより

here kyoto
coffee & Canelé

落ち着いた店内

公式HP

以前、京都旅でherekyoto訪れた時の記事です

風味がとって良いです。
苦いコーヒー苦手な方にも美味しくいただけます。

好きな時間に

京都の美味しいパンと挽きたてコーヒーを頂く。
いつもの日常のようで

いつもとは違う特別感でした。

HARIO手動ミルは、豆の粗さを選べる上、上のハンド部分が取り外しできるので、旅行バックの隙間に入れるにも便利。前田珈琲、小川珈琲、イノダコーヒなどなど・・・京都には美味しいコーヒー店もたくさんあります。


Bluetooth対応のスピーカー。スマホで聞くより良い音。お風呂や枕元など、様々な場面で活躍してくれそうです

夕食 松花堂弁当と嵐山MAMA

星のや京都での夕食は、2パターンあります。

季節の夕食〜季節の京食材を使ったお料理。ダイニングでいただく。価格は、24,200円/1名様(税・サービス料10%込)です。 

お部屋での夕食「松花堂弁当」〜お部屋でゆっくり食事をするにはピッタリ。価格は、10,285円/1名様(税・サービス料10%込)

1日目の夜は、嵐山近隣のレストラン予約をしていていたので外出。(時間がギリギリでしたので、ホテルの方に車で送迎して頂きました✨)2日目はお部屋でのんびり「松花堂弁当」をいただきました。

嵐山 一軒家のイタリアンレストラン 儘MAMA

昔からある建物(保養所)をリノベートしたイタリアンレストランです。店員さんの接客もよく、一人の利用でしたがゆっくりと楽しめました。天井も高く開放的。人気のレストランのため、事前予約が安心です。

九条葱としらすのピザ
ブリの炙りカルパッチョ


阪急電鉄「嵐山駅」からほど近く十室十色のしつらえで嵐山のありのままを感じることのできるホテル

松花堂弁当

季節の夕食膳
向付 九絵 鮪 烏賊
八寸 卯の花、数の子の松前漬け、鴨ロース、八幡巻き、車海老旨煮、牛タン金包み、小袖巻、金柑密煮、慈姑
椀物 湯葉真丈、菜種、木の芽
炊合 聖護院大根、金時人参、堀川牛蒡、法蓮草
焼き物 牛フィレ肉たれ焼き 玉葱、椎茸

他、白米、香の物、水菓子(果物寄せ)

18:00〜19:15の完全予約制です。

彩りもきれい。京野菜をふんだんに使ったしっかりとしたお味。
一人旅の晩餐に美味しい思い出になりました✨

食事の時に出されたお茶は「一保堂茶舗」のいり番茶でした。スモーキーでなかなかの個性的な味ですが、濃さがちょうどよく、お土産に購入しました。

24時間メニュー

せっかくの一人贅沢旅です。時間を気にせずお部屋でのんびり過ごしたい方には…

お部屋で食べられる軽食メニューです。お酒も様々な種類があります。少しお高めです。

24時間メニュー
ビーフカレー
グリーンサラダ
湯葉あんかけご飯
湯葉あんかけうどん
鰻有馬煮だし茶漬け
焼きおにぎり出汁茶漬け

ライブラリー ラウンジ

たくさんの本が壁一面に並んでいます。旅をテーマにした本、歴史の読み物、昔の京都の暮らしや住まいの本、美術品や小説…様々なジャンル。斬新な本のセレクト。

一乗寺恵文社さん監修だそうです。恵文社さんのセレクト面白いです。
以前の京都旅で訪れたときの様子です👇

お茶やコーヒーはセルフサービスです。ゆったりとしたソファに寄りかかり本を読んだり、『空中茶室』で自然を感じながら眼下の絶景を眺めるもよし。

部屋でくつろいでいる方が多いためか、混み合うことはありませんでした。

コーヒーお茶の他、お菓子などセルフサービスです
窓の外にある椅子が空中茶室
冬は電気ブランケットがあるので暖かい

奥嵐山の見どころ 渡月橋のフォトスポットと絶景の眺め千光寺

嵐山の奥。喧騒から離れたこの場所には、隠れた名所があります。
星のや京都へ宿泊の際は是非、訪れてみていただきたい場所を紹介します。

星のや京都専用の舟からみる 渡月橋と夕焼け

舟から見える渡月橋の景色は、普段見ることのない角度からの写真が撮れます。特に夕暮れ時の景色は絶景でした。

舟の運行時間は最終が17:30でしたので、観光後、レセプションに電話連絡をしておくと予約もできます。


大悲閣 千光寺からの絶景

渡月橋から川岸を1.2Km、星のや京都からすぐのところに千光寺へ向かう山道があります。そこから約20分程です。
嵐山の観光スポットから少し距離があるので、麓までは自転車で来られている方も。
小倉山の稜線の奥、京都洛北の絶景が見渡せます。双眼鏡を覗くと「仁和寺」の五重塔も観えました。夏には五山送り火の「大文字」が見えるそうです。

星のや京都 まとめ 

2泊、お部屋での入浴で使った薬湯入浴剤をお土産に購入しました。

星のや京都 お土産 薬湯「ときわすれのゆ」 大和生薬の入浴剤

お土産に購入

丁寧に厳選された生薬がバランスよく配合されています。
体の芯から温まり、生薬の香りでとても癒やされます。

福田商店(奈良県)
製造…創業は江戸期。日本固有種の栽培、製造をしている日本を代表する老舗生薬店

今回のはデジタルデトックス&静かに過ごす旅をテーマに「星のや京都」宿泊レポートををご案内しました。
「非日常」を過ごせる、素敵な滞在でした。また、スタッフも心遣いも心地よく、日本人ならではの「おもてなし」を感じることもできました。

星のや京都の建物はもちろんのこと、お部屋で頂いたお菓子や料理、入浴剤など、至るところに、昔から大切にされてきた日本文化や歴史を感じる上質な品が用いられていたことに、とても感心しました。

お客さん層は、私が宿泊した日、日本語はほぼ聞こえてこないほど、外国人旅行者が多かったと思います。

四季ごとの美しさがあるので、どの季節もおすすめです。
2泊以上優待の他、シングルユース優待といった一人旅でお得に宿泊できるプランもあります。

皆様の旅の参考になれば幸いです。

※アフィリエイト広告を利用しています

目次