京都ひとり旅 梅と桜の咲く季節 西陣・祇園界隈を巡る Vol.1

京都桜 西陣 祇園

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昨年2021年3月20日(春分の日)に訪れた2泊3日の京都旅行レポートです。

今回の旅のテーマは「北野天満宮の梅の香を嗅いでみたい🌸」
北海道はまだまだ雪が残り、春には程遠い季節。
札幌市は例年4月上旬で梅も桜も一気に満開を迎えます。

昨年の京都市は桜の開花が例年より早かったようで、梅は観られなかったですが5~6分咲きの桜を見ることが出来ました。

Vol.1では桜や梅の名所や素敵な「うつわや」さんを紹介します

Vol.2では人気のカフェ、洋食店など、美味しいものたくさんご紹介!また宿泊した「ホテルリソルトリニティ京都」のレポートもお伝え予定です!

今回訪れた場所(京都市内の桜・梅の名所)

✔北野天満宮
✔千本釈迦堂・千本ゑんま堂・釘抜き地蔵
✔祇園白川
✔円山公園
✔南禅寺・哲学の道
✔神泉苑

おと

同じ市内でも咲き方や雰囲気が異なり、見ごたえがありました。

今回訪れた場所(カフェ・食事)

✔スマート珈琲
✔前田珈琲(明倫店)
✔喫茶木音(キオト)
✔アンティカフェPRODUSE グリルキャピタル東洋亭
✔京町家・京都くをん
✔dd食堂

おと

おなじみdd食堂や前田珈琲のほか、ふらっと立ち寄った町家カフェも!
Vol.2で紹介予定です♪ 

今回、テイクアウトしたお店&お土産

✔ひさご鮨の鯖寿司
✔カフェMARTAのマフィン
✔ブルーボトルコーヒー京都六角カフェ
✔SIZUYA 
✔焼肉ダイニング甲
✔ブランジェリー・マッシュ京都

おと

今回は「ホテルリソルトリニティ京都」に宿泊しました♪Vol.2で紹介しますね

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目次

北野天満宮の紅和魂梅(べにわこんばい)

北野天満宮 梅
北野天満宮 桜

菅原道真をご祭神である北野天満宮は全国の天満宮の総本社。
学問の神として有名ですね。また梅の名所としても、よく知られています。

 

東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(拾遺和歌集)

京都・北野天満宮のご神木「紅和魂梅(べにわこんばい)」の梅を観たかったかったのですが…もうすでに梅の花は散っていて残念
でも早咲きの桜を観ることができました。

北野天満宮はさまざまな種類の梅が植えられているため、梅の見ごろが1月上旬から3月下旬まで。

今年はコロナウイルスの影響で行けず。
来年こそは🌸

西陣界隈の寺院を散策 ~ 千本釈迦堂 千本ゑんま堂 石像寺

千本釈迦堂(大報恩寺)と阿亀(おかめ)桜

北野天満宮の後は千本釈迦堂(大報恩寺)さんへ。
千本釈迦堂さんといえば、1227年創建時のままの京洛(京都)最古の木造建築物として国宝に指定されています。

戦乱で火事に見舞われることが多かった京都において、応仁の乱以前のままの建築物は大変珍しい。
そして、見事な枝垂桜「阿亀さくら」も有名。

縁結び、夫婦円満、子授けのご利益のある「おかめ塚」があります。

千本釈迦堂さんをでて、偶然発見した「喫茶キオト」さん(カフェ編で紹介しますね)
住宅街の中にひっそりとある町家カフェで少し休んでから、再び西陣界隈の散策へ向かいます。

次に訪れたのが「釘抜地蔵」(石像寺)さんと「千本ゑんま堂」(引接寺)さんへ

※ここからは少しホラーな仕上がりです。苦手な方は読み飛ばしてね。

釘抜地蔵(石像寺)

名前の由来はさまざまな苦しみを抜き取ってくれるというところに由来していて、「苦抜(くぬき)地蔵」から➡「くぎぬき」となったとか。

室町時代、とある商人が手の痛みに苦しめられていて、どんな治療も効果がなかった。そこで「苦抜地蔵尊」の噂を聞き、数日間、願掛けをした。ちょうど7日目のよる!夢の中にお地蔵さまが姿を現し、その男にこう言った…
お前が前世でわら人形にくぎを打ち、人を呪ったその報いだ」と。
手に刺さっていた「2本釘」を抜いて見せた…
目を覚まし、急いで石像寺の地蔵様のもとへ向かうと、地蔵様の前に血の付いた2本の釘があった。

千本通りのこの界隈は古くからの古刹(こさつ)が点在していて、地元住民の信仰も厚く、このような様々な逸話が残っているようです。

次に紹介する「千本ゑんま堂」さんも同じく古くからあるお寺でともに独特の雰囲気を感じる場所でした。

2本五寸釘と釘抜の絵馬

千本ゑんま堂(引接寺) 小野篁(おののたかむら)と紫式部

この地は「化野」「鳥辺野」と並び、篁卿が定めたと伝わる平安京三大葬送地のひとつ「蓮台野」の入口にあたり、現在も周辺からは多くの石仏群が出土 します。ゑんま堂から蓮台野へ亡骸を葬った際に建立された石仏や卒塔婆が、この辺りには何本も無数にあったことから「千本」の地名が残ったといわれています。

引用先:千本ゑんま堂 引接寺HPより

ゑんま堂の開基は百人一首の歌人として知られる小野篁卿(おののたかむら)(802~853)です。


小野篁といえば、東山にあったもう一つの葬送地「鳥辺野(とりべの)」の入り口「六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)」に
「あの世」と「この世」を行き来した井戸があります。

小野篁は地獄の裁判官である「閻魔様」に使えており、この井戸から出入りしていたと言われています。

また、ゑんま堂には紫式部の供養塔があります。
平安時代、随筆=絵空事を唱えたものは地獄へ行くと信じられており、地獄に行ってしまった紫式部の魂を慰めるため
小野篁がここに供養塔を建立したとも言われています。

円山公園にある「祇園しだれ桜」と祇園白川界隈

雨の中、まだ満開を迎える前の桜を観に、祇園白川~円山公園あたりを散策。風情がありました。

祇園しだれ桜
円山公園の祇園枝垂れ桜

南禅寺・哲学の道の桜

地下鉄「蹴上駅」を下車し、蹴上インクラインや水路閣、南禅寺の方丈庭園を訪れました。

お花見の起源「神泉苑」とハイセンスなうつわやさん「器や彩々」

神泉苑の桜とただ一つの願いをかなえてくれる 法成橋

嵯峨天皇が812年にはじめて花見を行ったといわれ、花見発祥の地ともいわれています。
神泉苑の桜の見ごろは例年、3月下旬~4月上旬だそう。まだ桜はつぼみでした。

また、神泉苑は「源義経と静御前」の出会いの場所としても知られています。

神泉苑の池に架かる法成橋は、願いを心に念じながら渡り、その後、本殿の善女龍王に祈願すると願いが叶うと
言われています。ただし願い事はひとつだけ。


あれやこれや、お願い事を決めるまで時間がかかってしまい、結果…何を願ったのか忘れてしまいました

町家のハイセンスな器やさん 「器や彩々(うつわやさいさい)」

神泉苑散策後、神泉苑通り南へ下り、三条通り商店街を東に進んでから、大宮通りを少し下る所にある「器や彩々」へ。


落ち着いた雰囲気の店内には陶芸作家さんの作品が、センス良く並べられています。
店の奥には坪庭もあり、こじんまりとした喫茶室も併設。

2階には展示室があり定期的に作家さんの作品を展示しています。
お土産にマグカップを購入させて頂きました✨八木橋昇さんの作

ほぼ毎日、コーヒーを飲む際に使っているのですが、最近少しだけ、のみ口部分が欠けてしまいました。

雰囲気が気に入っているので、そのまま使用してます。金継ぎしてみようかな?と検討中

まとめ

梅を観る目的の旅でしたが、早咲きの桜など様々巡ることが出来ました。

初日に西陣地区、2日目に哲学の道・南禅寺方面、最終日に祇園界隈・神泉苑と目的地を小さい範囲に絞ることで、寺院や名所散策だけではなく、寄り道もたくさんできて、ゆとりのある時間配分で回ることが出来きます。

次回Vol.2では、人気の喫茶店や洋食店などを巡りました。
「お持ち帰りおススメ」や「お土産」など京都の美味しい!!をたくさんご紹介していきます♪

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