今年2024年11月の秋の紅葉は温暖化の影響もあり、少し遅れているようです。
しかしながら11月中旬から12月上旬にかけては国内外からの観光客が多く、ホテル代も高騰!
更には大混在で、時間や場所を厳選し旅程を立てる必要があります。
そこで!これから京都旅を検討している方は是非、冬の京都旅をおすすめします。
紅葉の季節から一転、冬のこの時期は一年で最も「静かな京都」を感じられるのではないでしょうか。
今回で実に10回目の京都旅となるのですがす、4泊5日の日程で様々な場所を訪れてきました。
※2024年1月の京都への旅行のレポートを記事にしています。
有名観光地は外国人観光客で混み合っていますが、穴場のちょっと日常の京都を垣間見るような‥
そんな「暮らすような京都旅」ができたと思います。
「日頃の疲れをリセットできる旅」としてセレスティン京都祇園の宿泊レポをたっぷりご紹介!
ホテル近隣のカフェや朝食やランチタイムにおすすめのお店も紹介します。
※後半は(近日アップ予定)Sequence京都五条レポと「京都銭湯サウナとサ飯」におすすめのお店を紹介予定です!
ホテルザセレスティン京都祇園 ホテル紹介
京都八坂の塔、建仁寺のほど近く、低層階で落ち着いた佇まいのスモールラグジュアリーホテル。
京都駅八条口から、無料送迎バスに乗り約10分程で到着。
1階エントランスから入ると、ロビーが吹き抜けに地下階に広がります。大きなガラス窓から柔らかい日差しとチラチラと降る雪も、見ることができました。
地下1階とは思えない柔らかいライティング。お香の香りも漂っていて、京都に来たことを実感
2階から5階まで客室。地下1階にフロントと大浴場、八坂圓堂があります。
ゲストラウンジBAR/近江栄
入口を入ってすぐ、1階はゲストラウンジとBAR/近江栄があります。宿泊者カードをかざし中に入ると、木のぬくもりを感じる事のできる空間が広がります。
秘密の部屋みたいで、なんだかワクワクします。
宿泊者限定のカフェラウンジで、夜はカクテル(有料)を楽しめます。
冬の京都は思ったより底冷えします。観光からホテルに帰ってきてすぐ、温かい飲み物がいただけるのも嬉しいサービスでした。
バーラウンジは「19:00~25:00」まで営業しており、18席あります。
八坂圓堂 THE CELESTINE KYOTO GION と大浴場
地下1階に宿泊者限定の大浴場があります。
利用時間は「15:00〜翌10:00」ですので時間を気にせず、夜の静かな時間にゆったり過ごせます。
その日の旅の疲れをリセットできるのも大浴場を有するホテルの魅力です。
「ボディアート・タトゥ等の受入制限を撤廃いたします。」とのこと。
詳細はフロントにて確認してくださいね。
そしてお食事は天ぷら料理で有名な老舗日本料理「八坂圓堂」があります。ホテル内にあるなんてなんとも贅沢です。
八坂圓堂 THE CELESTINE KYOTO GION での朝食が人気です。座席数は「80席」半個室もあります。
「京都の朝」がテーマのビュッフェスタイル朝食
営業時間 06:30~10:30(最終入店10:00)
価 格 3,630円(消費税込)
天ぷら八坂圓堂の味をお部屋でも ルームサービス
一人旅の方にはおすすめは!ルームサービスです。以前宿泊した「星や京都」利用しました。
一人旅の夜ご飯は少し悩ましい問題ですよね・・・
その土地の美味しいものを頼みたいが、一人前をお願いするのも難しく、なにより一人夜ご飯が不安で一人旅を躊躇される方も多いですよね。ですがルームサービスですと時間を気にすることもない上に、意外とリーズナブル。写真撮影も気兼ねなくできます。
セレスティンではお部屋でゆっくり老舗京都の料理を満喫できます。
天むす、京都のお漬物とおばんざい 17:00~21:00(ラストオーダー21:00)
価格:3,630円(消費税込)
おこもり旅も良いものです。
日頃頑張ってる自分自身のご褒美に。贅沢な時間を過ごしてください✨
ホテルザセレスティン京都祇園 お部屋の様子
ホテル選びの基準はその旅のテーマや目的によってもそれぞれです。
今回の旅では、ホテルからの眺望と京都らしさを感じられるホテルを条件に選びました。
予約時に眺望の良いお部屋をと少しわがままなお願いをしましたが、「スーペリア」の部屋の予約で対応していただけました。
窓からは清水寺や八坂の塔もみえました。前日夜に雪がつもり、朝方の東山の風景は物静かで見ているだけで心が安らぎます。
広さは30.0〜34.7m²で、一人で利用するには十分すぎましたが、部屋でゆっくり過ごす旅程であれば広々として快適です。
部屋にはミニバーもあります。またふかふかのバスローブも。
色違いの風呂敷があり、お部屋から大浴場に行く際にも使わせていただきましたが、もちろんお持ち帰りもできます。
紅葉や桜の季節は大変込み合っており、正直お値段もかなり高額となってしまいます。一方、ホテル滞在をメインにのんびり京都を満喫するなら、セレスティン京都祇園へお得に泊まれる1月〜2月のこの時期を特におすすめします!
紅葉や桜を楽しむ旅なら、出歩く時間も長いため、ホテル滞在時間も短めになりすね。ホテルはアスセスの良いビジネスホテルを選び、1日中出歩くのも良いかもですね。
続いてはホテル近隣でおすすめのカフェや食堂のご紹介です。
ホテルザセレスティン京都祇園から歩いて直ぐ おすすめのお店(おばんざい、カフェ)
「京都六波羅カフェSAGAN」で朝ご飯
ホテルから歩いて1分のところにあります。朝8:00からオープンしていますので、2日目の朝食に利用しました。
焼きたて鮭とほかほかご飯。ふんわりとしただし巻き玉子も人気のようです。
また自家製のパンやマフィンも店頭に並んでいて、迷ってしまうほどの品揃えです。
おやつの時間に利用するのも良さそうですね。テイクアウトも可能。
営業時間 8:00〜18:00
定休日 不定休
公式HPはこちら
「あさのや」おばんざいとみたらし団子&抹茶
こちらもホテルから歩いて数分のところにあります。
六波羅蜜寺や六道珍皇寺などがある観光スポットではありますが、混雑などもなく
風情ある店内でゆっくり食事をいただくことができました。お昼少し過ぎた時間は比較的空いています。
お店の方の雰囲気もよく、また訪れたいと思うお店でした。こんがり!香ばしく焼けたみたらし団子も美味しかった
庶民的食堂「力餅食堂 加藤商店」
「力餅食堂 加藤商店」さんもおすすめです。昭和レトロの雰囲気漂う庶民的な食堂です。メニューも豊富で、麺類ごはん類のほか、店頭におはぎも並んでいます。
人気の食堂のため、こちらも正午をずらして行ってみるとよいですね。
力餅食堂 加藤商店
営業時間 11:00〜19:00
定休日 日曜日
ゲゲゲの鬼太郎の誕生のきっかけ?!「みなとや幽霊子育飴」でお土産を。
京都のお土産といえば、数々有名なものもありますね。
今回は、一風変わった、でも、長い歴史のある「みなとや幽霊子育飴本店」の「幽霊子育飴」をおすすめします
京都大学新聞さんの記事によると、ゲゲゲの鬼太郎作者「水木しげる」さんも昔ながらのこの素朴な飴を気に入っていたそうです。
この飴の名前にはとある悲しくもあたたかい物語がありす。
由来
~母の深い愛情の物語~
命をつないだ飴の由来 今は昔、慶長四年京都の江村氏妻を葬りし後、数日を経て
土中に幼児の泣き声あるをもって掘り返し見れば亡くなりし
妻の産みたる児にてありき、然るに其の当時夜なよな飴を
買いに来る婦人ありて幼児掘り出されたる後は、来らざるなりと。
此の児八才にて僧となり修行怠らず成長の後遂に、高吊な僧になる。
寛文六年三月十五日、六十八歳にて遷化し給う。されば此の家に販ける飴を誰いうとなく幽霊子育ての飴と
唱え盛んに売り弘め、果ては薬飴とまでいわるゝに至る。
洵に教育の上に、衛生の上に此の家の飴ほど良き料は外に
なしと今に及んで京の吊物の吊高き品となれりと云う。らんすい
亡くなった母の魂が、わが子のために飴を届け、大切な命を
守りぬいたという言い伝えをみなとやでは450年以上も伝え
続けています。
みなとや幽霊子育飴本舗 公式HPより引用
琥珀色で味わいは麦芽糖を使っており優しい甘さ。
価格は75g(300円)、150g(500円)です。※75gは早い時間に売り切れになることもあるようです。
お取り置きも可能とのこと。
みなとやさんのあるこの地域は「六道の辻」と呼ばれ、なくなった人を埋葬していた風葬地「鳥辺野」に続く道の始まり。
いわばあの世とこの世の境目だそう。
いにしえの時を身近に感じられるのも、京都旅の魅力です。
みなとや幽霊子育飴
営業時間 10:00〜16:00
定休日 なし